ダイエットのためのウォーキングのコツ
ダイエットに必要なことは主に3つあります。
一つ目は食事に気をつけること、二つ目は基礎代謝を上げるための筋力トレーニング、そして三つ目は脂肪を燃焼させるための有酸素運動です。
今回、有酸素運動の中でも比較的取り組みやすいウォーキングについて述べたいと思います。
紐の締め方
靴を履いてつま先をあげます(背屈)。つま先を上げたまま、足先から紐をしめていくでくつをきれいに履くことができます。
歩き方
歩き方のフォームがおかしいと、膝や腰を痛める原因となります。綺麗なフォームで早く歩けるコツをご紹介します。(身体の調子が悪い時は無理して歩かないようにしてください。)
①お腹から足を出す意識
お腹(胸~みぞおちにかけて)から足を意識することで、大腰筋を使うことができます。
使う筋肉が増えることでカロリーの消費がアップします。
②かかとから地面につける
足を付けるときはかかとから足をつけて、親指で軽くけりこむように歩くと、綺麗なフォームで早く足を動かすことができます。
③腕を振るときは肩甲骨を後ろに引く
腕を振るときはブンブン腕を振ればいいわけではありません。腕を振るときに肩甲骨を後ろに引くことを意識すると、肩甲骨が大きく動きます。このとき、肩甲骨は勝手に元の位置に戻りますので、前に戻すことを意識する必要はありません。後ろに引くことだけを意識します。
肩甲骨が動くことで、連動して骨盤も動いてきます。骨盤が動くことでお尻の動きが滑らかになり、フォームがきれいになります。
④呼吸は吐くことを意識
呼吸は吐くことを意識して歩きます。吐くことを意識すれば、吸う動作は意識しなくても勝手に行われます。
⑤ギリギリ会話ができる程度の速さで歩く
ギリギリ会話できる程度の速さで歩くのを意識してください。これより速いスピードになりますと、無酸素運動になってしまいます。逆に遅いスピードで歩くとカロリーの消費が下がってしまいます。
なので、ギリギリ会話できる程度の速さを意識してください。
具体的にどれくらいのスピードで歩けばいいかといいますと、1秒につき3歩足を動かすペースになります。時速約8キロのペースです。歩いてみるとわかりますがかなり速いスピードです。このペースで10分程歩くだけでもかなりへとへとになります。
無理な方は一秒につき2歩足を出すペースで歩いてください。(時速約5.5キロのペースになります)
以上のことを意識すると、負荷の高い有酸素運動のウォーキングが行えます。体調がすぐれないときは行わないようにするなど、無理のない範囲でやることをお勧めします。